ウルトラセブン40周年の七月だから、セブンの話題に多く触れていくことにしよう。カテゴリも「ウルトラセブン」を追加だ。
セブンの魅力は色々有るが、中でもデザインの独自性はかなり高い要素なのではないか?
元々ウルトラマンとウルトラセブンは、飽くまで「姉妹編」的な関係で同一の世界観で連続した世界という訳ではなかった。
だからこそ、ウルトラセブンのデザインはウルトラマンとはかなり違うアプローチがなされており、初期のカラーはブルーだったり、決定稿前のカラーリングは銀と赤の色合いが逆だったり(玩具会社の要望で、子供にアピールできる赤色をメインにする事になった。)ウルトラマンに続く「新ヒーロー」という印象が強かった。
帰ってきたウルトラマン以降は、やはり「ウルトラ兄弟」という設定ができた事もあり、「新しいウルトラマン」という色合いが出てしまう関係で、あまりにウルトラシリーズのイメージを外れすぎたデザインが生まれなかった気はする。(勿論、新しい試みが続けられていたのは事実で、エースやレオのデザインの変遷を見るとそれは伺える。)
ウルトラ兄弟が並んだとき、特に映像でも公式になったウルトラマンエースにおける「ウルトラ五兄弟」が並んだときは、やはり「セブン」が物凄く浮いて見えるのは否めない。
が、スタッフは逆にそこを逆手にとって、セブンを兄弟の中でも特別な存在として扱っていたのではないか?
帰ってきたウルトラマン第18話「ウルトラセブン参上!」でセブンがウルトラマンに「ウルトラブレスレット」を届けた時の事情は、初代ウルトラマンと新ウルトラマンを混同されないように、初代ウルトラマンの露出を控えていたという事と、脚本の市川森一氏のセブンへの思い入れ(ホームドラマ的傾向にあった「帰ってきた」を初期ウルトラのようなSFドラマに戻したいという気持ちをセブンに託したと後に述懐されていた。)に拠るものだったのだが、これ以降、兄弟のピンチに真っ先に駆けつけてくるのは「セブン」というイメージになったのは事実だ。
エースにおけるヒッポリト星人との戦いのときも、他の兄弟がまんまとカプセルに閉じ込められる中最後まで星人と戦っていたのはセブンだし、兄弟の中でセブンとゾフィーの人気が特に高かったのも良くわかる。
どこか特別な存在である「ウルトラセブン」
デザイン面だけでなく作品世界も独特なのだが、その辺りはまた次回に。
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